ノスリの受難

事務局日記

 事務所の周りはこの時期にもいろんな鳥が飛んでいます。カラ類の混群(シジュウカラ、ヤマガラなどのカラ類にエナガ、コガラなどが混じっている小鳥の群れ)やトビ、アオサギなどなど。

 この前の土曜日は1羽のノスリが2羽のハシブトガラスにいじめられて(そんなふうに私には映りました)いました。ノスリが声をたくさんあげていたのですぐに気づいたのですが、ノスリが逃れて林縁の木にとまると、そのほど近いところにハシブトガラスもやってきてとまります。そしてジリジリ距離を詰めているように見えました。やがてノスリが少し移動すると、そのそばへカラスも移動します。そして距離を詰める…。たまらず、ノスリは飛び立ち遠くへ飛んでいってしまいました。

 ノスリは夏もアファンの森周辺の空で確認できる猛禽類です。冬はその活動高度を下げるようで、田畑の周りにある林でも見かけます。写真を撮ろうとしましたが、こんなわけでなかなかじっとしておらずカメラに収めることはできませんでした。
 それにしてもノスリはさぞ居心地が悪かっただろうなと思いましたね。
(か)

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