英国での日々 その6

事務局日記

【6月14日】
あっという間に最終日です。
今日は女王陛下の私邸であるウィンザー城とその城下町ウィンザー、イートンの町を巡りました。
 
ホテルで最後の朝食を食べて(ビュッフェスタイルでけっこういけるんです)後、チェックアウト。バスに乗り込むとニコルと現地でコーディネートいただいたクリスチャンさんや奈都世さんがお見送りをしてくれました。皆さんバスの中からむじゃきに手を振っていましたね。これをきっかけに観光モードに切り替わったでしょうか。。。

R0014597.jpg少し離れた駐車場でバスから降りてテムズ川沿いを歩き、橋からウィンザー城を眺めつつ、まずウィンザーの川向に位置するイートンの町を散策です。
左右にレンガなどで作られた3~4階建ての建物が並ぶ道路を進みます。石やレンガ主体で建てられていて、3階、でも雑居ビル群ではなくそれぞれの建物が違い、窓からは花が見える、こんな風景は日本では見ないですね。それでも古い建物が残っていて、それは木がたくさん使われているようで、屋根もスレートが使われていました。どこかホッとしたような感じがしました。石やレンガで造られた建物は重厚間がありどっしりとして、窓からプランタなど見えると素敵だなとも思う一方で、どこか冷たく威圧感を感じるような気がするのは私だけでしょうか。ちょっと息苦しい感覚です。

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イートンでの観光名所といえば「イートン・カレッジ」なのだそうです。500年以上の歴史のあるパブリックスクール(日本で言う”私立”の学校です)で、上流階級の子ども達が通う学校なのだとか。ひらたく言えばエリート養成学校。日本で言う中学~高校までの年代の男子が全寮制で学んでいます。なんと制服が燕尾服なんだそうです。そういえばまだ幼さを残すイケメン学生が何人か町を歩いていました。燕尾のジャケットを来た人もいましたね。時代をさかのぼった重厚建物群が全部校舎なのだそうです。なちなみに学費は年間500万円以上だとか。開いた口はふさがりません。
 
さて、イートンの町を戻りテムズ川を渡ってウィンザー城を訪ねました。
こちらも皆様ご存知の観光スポットですね。女王陛下の週末の家、です。翌日に女王が来るので、一部の建物だけ中に入ることができました。中央のラウンドタワーを眺め、アパートメンツを眺め、ドールハウスで超高級人形を眺め、チャールズ皇太子の写真展を眺め、おみやげ物屋さんを眺め、護兵を眺めて出てきました。

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SANY0408.jpg自由に見てまわれる時間だったので、ウィンザーの城下町(?)も少し見てまわろうと思いましたが、交差点には「Barbour」の文字を発見。店内で残りの時間を過ごしました。バブアーと読むのですが、英国王室御用達のハンティング、乗馬の主にウエアを製造販売しているメーカーです。オイル加工をしたジャケットが有名です。コート、ブーツ(長靴)、バッグ、帽子など英国紳士のアウトドアウエアが揃っていました。

 

 

 

ウィンザーのレストランで食事をとった後、最後に目指すは「ウィンザー・ファームショップ」です。英国王室が営む農場のお店です。王室が経営しているお店でも一般の人が変えます。肉、野菜などの生鮮食品や加工品、パスタ、ジャムやソース、紅茶、お菓子などが扱われている小さなショップです。隣にはカフェもありました。有機にこだわっている農場の製品ということや、ここでしか手に入らないものも多くあるので、人気です。王室と仲の良い有名人もふらっと現れるようです。

買い物を楽しんで、お茶を飲んで一息ついて、延泊してロンドンの町をみる参加者とはここでお別れ、ガイドさんともお別れをし、空港へ。無事に何事もなくチェックインして、12時間のフライトを経て成田に帰ってきました。成田からはそれぞれに家路につかれ、皆様無事にご帰宅されたようです。
 
4泊6日という少し短いと思える行程でしたが、内容は充実していました。参加いただいた皆様の意識がとても高く、比較的ハードと思える動きにも遅れることなくそれぞれがいろんなことを吸収いただいたように感じていました。

日本の自然を知るために、外国の自然や文化を体験するのは有意義だと感じます。当たり前が当たり前でなく、日本の場合は…、と考えることに新たな発見があるな、と。

お世話になりました皆様には改めて御礼を申し上げます。
(か)

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