松木さん イノシシ獲ったり
事務局日記11月15日から猟期が始まりました。毎年松木さんはこの前後になるとそわそわします。けっしてそのことは口にしませんが、はたから見ている私たちにはよくわかるわけで。
そして今日、イノシシを獲りました。自宅に持ち帰り、皮をはぎ、内臓を取って、ひとまずの作業は終わってやれやれ、という時に会いました。けっして口にはしませんが、その顔はとてもうれしそう。猟師仲間もやってきて、そのときの状況をを身振り手振りを交えて話していました。
動物の肉はこうして私たちの口に入るんだな、と改めて思います。どこかで育ったものを、人が殺し、処理をして肉にしているわけです。このイノシシは松木さんによって、きれいに処理されていました。ちゃんと内臓も部位ごとに取り分けていました。そして人が「いただく」わけですね。
★突然ですがニコルさんの本が出版されます。
こちらは、シカのお肉をいただこう、というものです。
ただのレシピ本ではありません。
日本のワイルドライフ・マネイジメント(野生動物保護管理)に一石投じる本になり得ると思います。12月1日発売予定です。どうぞ手に取ってください。
『鹿肉食のすすめ 日本人は鹿肉で救われる』 C・W ニコル
定価 1,500円+税
写真 南健二
製作 (財)自然環境研究センター
発行 東京環境工科学園 出版部
(か)