場所は今年のGWに作業した、弥生池の泥上げの現場です。
答えは続きへ。。。
赤く囲まれているのがその足跡。
おそらく”ニホンカモシカ”の足跡ではないか、と思っています。
アファンの森周辺で同じような足跡がつくのは、イノシシ、ニホンジカ、ニホンカモシカの3種が考えられます。
イノシシはこの跡の後ろ側に別の小さな跡が付くので、イノシシではないだろう。
ニホンジカとカモシカは足跡だけでは区別がつかないが、ニホンジカはこの周辺にはまだ出てきたという情報はないし、周辺に他の足跡も見えないから一頭だけで動いていただろう。
ということはカモシカの可能性が高いのではないか。。。
そして、このカモシカであろう生き物は、ここで何をしてたのかなぁ?
これだけ蹄(この跡は蹄(ひづめ)なんです)はV字に開いていて、踏ん張っているようにも感じる。
頭を下げて水を飲んでいたのかなぁ?
そんなことを、この足跡から思いを巡らすわけです。
見えている情報を丁寧に観て、アファンの森を行き来している生き物の暮らしをイメージする、、、
生き物のために森づくりをしている私たちには大事な作業だと思っています。
なんて、堅いこと書きましたが、
残されたサインから、ここで何があったのかな? と頭を巡らすことは現場検証みたいで楽しいもんです。どうぞお試しを。
(事務局 河西)