【事務局日記】生物多様性白書
事務局日記少し前になりますが、6月2日、環境省で「生物多様性白書」というものがまとめられました。
http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=11203
環境白書、循環型社会白書に、今年から作成されることとなった生物多様性白書を加えた3つが一冊にまとめられています。
環境省報道発表では、
第2部第5章「生物多様性の保全及び持続可能な利用」では、初めての生物多様性白書であり、(中略)、生物多様性の重要性を解説するとともに、(中略)、地方公共団体、事業者、市民等の生物多様性に対する取組、COP10で予定される主な議題と日本の取組の方向性等を記述しています。
とありました。
事務局でも入手して、目を通してみようと思います。
「図で見る環境・循環型社会・生物多様性白書」、「こども環境白書」も今後発行される予定とのことなので、よろしければ目を通してみてはいかがでしょうか。
(事務局 河西)
6月7日の読売新聞社説では…
動植物の絶滅を防ぎ、生態系を維持する。それは人間の豊かな暮らしにもつながるという意識を持つことが大切だ。
政府は、初めてとなる生物多様性白書をまとめた。森林の伐採などにより、動植物の絶滅が世界的に進んでいることに警鐘を鳴らしている。
自然界は、多種多様な生き物がいるからこそ成り立っている。昆虫はカエルに、カエルは蛇に食べられるといった食物連鎖などでつながりを持ちながら、生態系は維持されている。
種の絶滅が進み、生態系のバランスが崩れれば、自然界から食物を得ている人間の生活にも大きな影響が及ぶ。白書を契機に、生物の多様性を守っていくことの重要性を考えたい。
・・・
とありました。
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20090607-OYT1T00095.htm