地鎮祭
事務局日記黒姫は実りの秋を迎えています。
事務所近くの田んぼでは稲穂がたわわに実りこうべを垂れています。
2009年10月22日。
アファンの森のはずれのある場所、普段はあまり見ることのないスーツ姿や制服姿の男たちが10数名集まりました。写真中央には紅白の横断幕が張られたテントが設営されています。
今日、アファンセンター建設に先立ち、この土地の神様への御挨拶と、この地を使わせていただくための許しを得る
“地鎮祭”が行われました。
来年はこの地にアファンセンターが建ちます。
会員のみなさま、ご支援をいただいている方々、アファンの森を訪れる多くの人が、ここにセンターがあることで、より快適に、より深く、森を感じていただける場所となるでしょう。
斎主は野尻湖の琵琶島にある宇賀神社の神主さん。
地鎮祭は...
斎主が供え物と参列者のお祓いをした後、神様に降りてきていただき、酒と供え物を捧げます。工事の安全を祈る祝詞を奏上し、この地を清めます。
続いて設計者が鎌(カマ)を入れる「刈初の儀」。そして施主が鍬(くわ)を入れ、施工業者が鋤(すき)を入れる「穿初(うがちぞめ)」の儀を行います。
その後神前に玉串を奉り、供物を下げて神様を御座所に送り、参列者がお神酒をいただきます。
写真は理事長のC.W.ニコルが鍬を入れる穿初めの儀をおこなっているところです。
「えいっ、えいっ、えいっ」と3回、力強く、心のこもった声が響きました。
きっと黒姫山の神様も見守っていてくれるでしょう。
(事務局 堤)