おととい、エコプロからかえって最初の日の午後から雪が降り出しました。
これで雪の日が続く、かと思いきや日中は暖かい日々です。それでも夕方や夜にはちらつくことも。
まだ地面が見えるところも多くありますが、雪化粧をし始めました。
煙が上がってないことで、それがわかります。
リフォーム(!?)して最初の冬を迎える松木小屋。
どうでしょう、森になじんでいますでしょうか?
ひと冬越すと、森の風景としてさらになじんでゆくことでしょう。
雪がかかるとちょっと違う雰囲気になりますね。
奥の方に、おいしそうなシイタケが出ていました。
「採ってもいいかな? 松木さん何か考えがあって残しているのかな、でも森の仕事は終わりにするって言っていたしなぁ」などとその場でしばし葛藤。。。
食べ物の恨みは怖いので、結局そのままにして松木さんに確認してから、ということに。
池の向こうでは、こんな天気の中でもセンターの基礎工事が進んでいました。
現場の作業員の方みなさん頑張っていただいています。
国有林との境にある用水路の工事の音も響いています。この冬はちょっと動物たちにはうるさい森になりそうです。
来春、チップになる材がまとめられています。
実はこの写真を撮るの少し前、この場所を右から左へ小さめのイノシシがかけて行きました。
水路の周りで例によって地面を鼻先でフガフガしていましたが、こちらに気づきしばらく様子をうかがって、国有林の方へ走って行きました。
松木の餌食からは逃れた一頭ですね。。。
広葉樹の森は、冬になると見通しがききます。
木々の上の方から鳥の声がいくつもしているので見上げるとカラ類の群れがいることもすぐわかります。
そして雪に覆われ始めると、動くものが見つけやすくなります。
ゴジュウカラは、雪のかぶっていない地面で何かついばんでいましたが、私に気づくとあわててすぐそばの木の幹にしがみつきに行きました。
さらに雪が積もると、独特な静けさが広がります。
森の中で、耳から生き物を感じる私にとっては、生き物との距離が近くなる季節がやってきます。
(事務局 河西)