【事務局日記】ゆく年くる年
事務局日記2010年は、国際生物多様性年でした。
COP10(生物多様性条約 第10回締約国会議)も名古屋で行われましたね。
ちなみに、地球温暖化防止の動きも、生物多様性保全の動きも、スタートは同じです。
1992年の地球サミット。18年前のことです。
「生物多様性」は分かりにくいらか、その取り組みは温暖化防止に遅れているように感じます。
生物多様性は頭で理解するよりも、感覚 で受け止める方がしっくりくるような気がします。
しかし、感覚で扱うようになると、
取り組みの内容が定量的に示せず客観視しにくくなってしまいます。
バランスが大事になってきますね。
さて、来年2011年は 国際森林年 です。
ご存知でしたか?
林野庁にある「2011 国際森林年」ページによると、
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国際森林年は、
世界中の森林の持続可能な経営・保全の重要性に対する認識を高めることを目的としています。
日本でも、国際森林年という節目の年に、現在取り組んでいる森林・林業再生や「美しい森林づくり推進国民運動」、途上国の森林保全等に対する国民の理解の促進につなげていくことを目的に、様々な活動を予定しています。
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とありました。
森がダメになると、まわりまわって人の暮らしが劣化していく
森が豊かになると、バランスが整い、未来への可能性が広がる
ニコルやアファンの森からお伝えしていることです。
日本の放置されている山林が、海外の資本で購入されていますね。
日本の水源地が、日本人が立ち入れない場所になり始めています。
日本の森の価値に気付いているのは、外国人かもしれません。
「森ってなに?」と子どもに質問されたら、何をどう説明しますか?
2011年は国際森林年。
世界に誇れる 日本の森 について、新たな行動を共に始めませんか。
また、よろしければアファンの森での取り組みにサポートいただけると幸いです。
(事務局 河西)