アファンの森で猛禽類(ワシやタカ)などの調査をしている
カワサキさんが昼前にやってきました。
「ハチクマいたよ・・・」
さっそく写真を見せてもらいました。
猛禽類が2種類と小鳥が1種類写っています。
写真のハチクマの顔は細長くて、目は獰猛さを感じません。
ほかのワシやタカとはかなり違う風貌です。
この鳥、ハチを見つけると巣に入っている幼虫やサナギを食べてしまいます。
顔が長いのは、ジバチ(クロスズメバチ)などのように
地中に作った巣に顔を突っ込んで食べるのに都合がいいからなのでしょうか。
信州の代表的な食べ物(珍味)の一つに「はちのこ」は
クロスズメバチなどの幼虫やサナギを調理したものです。
私も何度か食べましたが、とてもおいしいものです。
【ハチクマ】
写真:川崎公夫
こうして飛んでいるハチを追って巣を見つけるのだとか。
カワサキさんに森番の松木さんが
「あいつら飛んで追えるからな…」と、うらやましそうに話していたそうです。
そう、松木さんも「はちのこ」が大好物なのです・・・。
(事務局 堤)