【事務局日記】鳥の巣
事務局日記この数日、アファンの森にはヒヨ吉さんが滞在しています。
この時期の鳥の様子を、自分の目でたくさん観察しようと歩きまわってみたり、時にはじっと待ってみたり、とフィールドワークに精を出しています。
「鳥の巣を見つけた!」
と事務所まで持ってきてくれました。
「誰の巣だろう?」
と色々と推理が始まります。
落ちていた現場の状況からは、
どうやら、木の上に架けられていた巣が落ちたようです。
巣の材料には
細い木の枝や、草の茎、スギの木の皮や、シラカバの木の皮、苔なども混じっていますね。
卵が産み落とされる巣の中の中心部分を
「産座(さんざ)」
と言いますが、
特別何かの材料を使っている様子もないです。
大きさは直径15cm程のおわん形。。。
ヒヨ吉さんと話しながら、クロツグミかな?と想像しますが、
結局わからない。。。
森で起こる出来事に、
あーでもない、こーでもない、と寄ってたかって思いを巡らすことが楽しいわけで、
生き物の暮らしを想像できるようになると、森や生き物との距離が一歩縮まった感じがして嬉しいわけです。
(黒姫事務局 河西)