【森の様子】卵塊

事務局日記

今週は暖かい日が続きました。

暖かいと言っても東京のように半そでで過ごせるような気温ではございませんが。。。

 

暖かいと感じさせる出来事として、とうとうヤマアカガエルの卵塊を確認しました。

正直なところ、ようやくかぁ、、、と思わずにはいられません。

というのも、ヤマアカガエルは冬から春に切り替わる時期に産卵を行います。

日本のカエルなかでは、1年で一番早くに産卵を行うカエルの一種です。

ですので、このカエルの存在を確認すると、「春は近い」と思うわけです。

つまり、ようやく春かぁ、、、です。

 

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今週の初めにはまだなかった卵塊が、今日にはかなりの数が水面に浮かんでいます。

卵塊があるのだから、その生みの親がどこかにいるはずなのですが、肝心の親カエルはなかなか姿を見れせん。

お相手を探す鳴き声は良く響いていますが、近づくと土の中に潜ってしまい、どこえやらです。

 

ゼリー状の中の小さな黒い塊一つ一つがそれぞれ一つの命。

いづれ大きなカエルと育ち、またこの場所に産卵しにやってくることでしょう

 

(黒姫事務局 大澤)

 







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