麻布大学 野生動物学研究室の皆さんは、定期的アファンの森に調査にやってきます。
来るたびに森の季節変化の様子を感じているようです。
私はというと、森との距離が近すぎるのでしょうか?
1日1日と草木は成長し季節が変化しているはずなのに、ゆっくりとした変化に気がつかないまま過ごしてしまいます。思い返してみれば、2週間、1か月前、その前・・・と確かに変化があったと感じるのですが・・・
そんな私にも「こんなにも季節は変化しているんだ!」と気付かせてくれる写真を麻布大学の高槻成紀先生が送って下さいました。
アファンにあるコナラの木 4月30日の様子です。
2か月前は、まだこんな状態だったんですね。
そういえば、場所によっては雪がまだ残っていました。
コナラの芽吹きの色が綺麗ですね。
20日あまりの間に周りにこんなにも緑が増えて、同じ場所なのかと疑ってしまう程です。
6月16日の様子。
青々とした濃い緑が茂っています。
わずか2カ月足らずでこのように葉を展開する様子に驚きと生命の力強さを感じます。
季節の移り変わりと共に変化する森。アファンの森だけでなく、皆さんの身近なところにも変化は訪れていますよ。
何気なく過ごしてしまい、見逃している変化を改めて見つめなおしてみようと思わせてくれる写真でした。
高槻先生どうもありがとうございました。
(黒姫事務局 大澤)
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麻布大学 野生動物学研究室の皆さん
高槻成紀先生が担当されている研究室で、いくつかのご縁が重なり2009年の6月からアファンの森での生き物の調査にご協力いただいています。
2010年3月には麻布大学とアファンの森財団が「学術交流協定」を締結し、一層の協力を進めることになりました。「森林管理が生き物のつながり(リンク)に与える影響を科学的に実証する」を全体のテーマとして、毎年学生が調査研究フィールドとして活動しています
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