鳥の調査なのですが、見られる鳥の数は少なくスノーシューで気持ち良く自然観察という気分。
そして、見上げた先にはたくさんの熊棚が見られました。
そんなに太くないナラの木の上の方まで登って、、、と感心。
この時期、周りの木々は落葉しているので熊棚がよく目立ちます。
これを見て、
はて? と疑問を感じませんか?
周りの木に葉ない。だけど、熊棚の枝には茶色くなった葉が付いている・・・
同じように落葉しないのか? と
なぜか?
それは、木が生きている証拠。
木は自らの意思で葉を落とすのです。時期が来ると葉を落とす命令が出るわけです。
ところが、その命令が出る前に折られてしまった場合どうなるか。
折られた枝の部分は死んでしまいます。
すると、葉を落とす命令は届きません。
よって、落葉前に折られた枝の葉は落ちないのです。
なにもなさそうに見えて、色々な発見もあります。
冬の森、面白いですよ。
(黒姫事務局 大澤)
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