弥生池を見ると、オオルリボシヤンマが産卵をしていました。
こうやってメスが腹先の産卵管を水中の腐った木や、水草の葉・茎の中に差し込んで卵を産み付けていきます。
そのメスの上空にはオスが産卵を見守るようにホバリングしていました。ほかのオスに産卵を邪魔されないよう警戒しているのですね。
よく見るとオスの羽はボロボロです。
いったいどれだけの戦いをほかのトンボと繰りひろげてきたのでしょうか。
まだ9月も半ばだというのに、このようなトンボを見かけると秋を感じずにはいられません。
(黒姫事務局 福地)