【森の様子】春の森で、冬鳥たちは旅立つ準備を

事務局日記

朝晩は氷点下になる日もありますが、日中のアファンの森は日毎に春めいています。

日差しを浴びて雪はほとんど融け、雪の重みでぺったりとしていた地面からも緑が芽生えだしました。
    
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雪解けを待ちかねていたかのように一斉に花開くアズマイチゲ。水辺にはリュウキンカ。
植物たちが森をあたたかい景色へと変えていきます。

0410_haru9.jpg鳥達もあちらこちらで鳴き交わし、ぐぜりと呼ばれる楽しげな声を聞かせてくれます。

姿を見せてくれたのはカシラダカ。

左上の写真がメスで、右下の写真がオスです。

羽根はもう夏羽へと変わっていました。

0410_haru2.jpgカシラダカは越冬のために日本に飛来する冬鳥。

ここ数日、渡りも多く確認されているそうです。

無事に冬を越した彼らは、春の森で旅立つ準備を整え、もうじき北の繁殖地へと向かうのでしょうか。

(黒姫事務局 嶋本)

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