先週末の見学会が終わりに近付いた頃、とっても良いものを見つけました。
スギ林の下に不自然に落ちていた、このかたまり。
大きさは30cmほど。指を入れてみると中は空洞になっています。
・・・なんだと思いますか?
おそらく、ニホンリスの巣です。
ニホンリスは、小枝や樹皮、苔などを使って、木の上の枝の間にまるい巣を作ることが知られています。
きっと降り積もった雪の重みで落ちてしまったのでしょう。
一見雑に見えるのですが、とても器用に編み込まれ、しっかりとした作りをしています。
木の上で見つかることはあっても、手に取れる機会はなかなかありません。
とても貴重な出会いでした。
(黒姫事務局 嶋本)
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