アファンの森の入口付近、ゲストハウスの脇には池があります。
直径4~5mの小さな池。
でも、そこには意外とたくさんの生きものがやってきます。
初夏にはモリアオガエルが産卵し、孵化するとそのオタマジャクシを狙ってアカハライモリが口をあけて待ち構えています。
夏本番になるとタカネトンボが岸に沿って飛び、なわばりを張っています。
昨日は池の脇の木でルリボシヤンマが羽化していました。
このルリボシヤンマやヤブヤンマはアファンの森の多くある水辺のなかで、この小さな池でしか確認されていません。
薄暗くて小さな池ですが、アファンの森の生物多様性を支える重要な環境要素の1つになっています。
(黒姫事務局 福地)