『いきものしらべ』 その5 麻布大学・野生動物学研究室より
調査研究
9月25日は東京環境工科専門学校の学生さんにも手伝ってもらってオニグルミの調査をしました。
1本のクルミの木の下に落ちているクルミの位置を全部調べました。
【クルミの位置を調べる学生の皆さん】
ぼたぼたと落ちている今年のクルミのほかに去年までのものでリスに食べられたもの、ネズミに
食べられたものもあります。
【リスに食べられたクルミ】 【ネズミにかじられたクルミ】
「人海戦術」はすごいもので、わりあい短い時間でできました。
学生の皆さんありがとうございました。
8月に自動撮影カメラの前にクルミとヤマボウシの実をおいて、リスかネズミかが食べにくるのを
撮影することにしました。今回いったらクルミが動いていて、ヤマボウシの実はなくなっていました。
「リスが来たんだ!」と楽しみにカメラのデータをみたら、なんとタヌキ君が来ていました。
もう少し継続して調べる予定です。
(麻布大学野生動物学研究室)
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麻布大学 野生動物学研究室の皆さん
高槻成紀先生が担当されている研究室で、いくつかのご縁が重なり2009年の6月からアファンの森
での生き物の調査にご協力いただいています。
2010年3月には麻布大学とアファンの森財団が「学術交流協定」を締結し、一層の協力を進めること
になりました。「森林管理が生き物のつながり(リンク)に与える影響を科学的に実証する」を全体
のテーマとして、毎年学生が調査研究フィールドとして活動しています。