【財団の活動】巣箱の中には・・・
調査研究アファンの森ではまだ、ウロが出来るような太い木がありませんので、巣箱をかけ、鳥の繁殖の手助けを行っています。
主に、シジュウカラやゴジュウカラ、ヤマガラなどの小鳥が利用する巣箱をかけています。
鳥の種類によって集めてくる巣材は違います。
コケを集めて作るもの、獣毛を集めてくるものと様々。その中には、寝ている犬から毛を引っこ抜いてくる強者もいるとか。
ん~、抜かれる方はたまったもんじゃないですね。
そうして、巣材からどんな鳥が営巣したのかを読み解いていくのですが、、、
鳥じゃない場合もあります。。。 ドングリを運び入れたのはおそらくネズミ。
小鳥の為にと思った巣箱も色々な生きものが利用するんですね。
巣箱の一つに雛の死骸が残っていました。
何者かに襲われたのでしょうか?
親鳥は雛を襲われないようにと必死で守っていますが、それでも叶わず残念な結果になってしまう事もあるわけです。
人知れず生存競争が繰り広げられているんだとしみじみ感じたシーンでした。
こんな感じで巣箱の利用状況を調べています。
どういう鳥がどの程度繁殖しているかわかる事によって、今の森の状態を把握して、今後の森づくりに活かしていけるのです。
(黒姫事務局 大澤)
【調査者は背なかで語る】
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