新緑のアファンの森は今、キビタキやオオルリ、ツツドリにクロツグミなどなどたくさんの鳥たちがさえずり、とても賑やかです。そんなアファンの森で今年も3羽のフクロウが元気に巣立ちました。
今年はフクロウの巣箱にムササビが入ったり、暖冬で雪が少なかったりと、営巣にも何らかの影響があるのではないかと心配していたのですが、3月に無事に3個の卵を産んでくれ、一安心していました。
それから順調に育ってくれ、5月9日に1羽目の巣立ちが確認でき、後日残り2羽も無事巣立ちを迎えました。
例年ですと、もう少し遅い巣立ちですが、今年は少し早いようです。
雪が少ないからでしょうか?卵を産む時期が早かったのでしょう。
温暖化と言われていますが、生物調査をおこなっているとこうやって生きものが反応することで環境の変化に気づくことができます。
アファンの森ではそうやって生きものの声を森づくりに活かしています。
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